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サザン桑田と稲村ジェーンのサウンドトラック

今回はサザンオールスターズのボーカル、桑田佳祐がメガホンをとった初の作品、稲村ジェーンを紹介したいと思います。
中でもサウンドトラックは必聴です。
サザンオールスターズの桑田佳祐が監督した映画作品、『稲村ジェーン』のサウンドトラック作品で、同年発売の『Southern All Stars』からも楽曲が収録されているほか、松田弘・原由子などサザンオールスターズのメンバーも参加していることから、「SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS」(サザンオールスターズ アンド オールスターズ)の名義を用いている。サウンドトラックであることや、収録曲の参加ミュージシャンなどの関係上、本来サザン名義のオリジナルアルバムではない。
カップルが『稲村ジェーン』を観に来たという設定での会話が収録されており(カップルの男性役はサザンと同じアミューズ所属の寺脇康文)、作品上の台詞もわずかながら収録されている。既発曲には全て台詞が入り、曲自体は同じであるものの収録時間が異なっている。
映画で描かれた、洋楽の主流がラテン音楽からロックに移り変わってゆく時代に、ラテン色の濃い内容となっている。
スペイン語曲もいくつか収録され、ルイス・サルトールの作詞と桑田の作曲での共作になっている。また、それまで桑田ソロやサザン名義では存在していなかったカバー曲も収録された。更に作品化されたものとしては初めて、桑田作曲のインスト曲も収録されている。
なお、この作品では、後にサザンの作品に深くかかわることになり、映画にも出演していた小倉博和が初めて本格的にレコーディング参加している。桑田曰く、この作品のときの小倉は常にビーチサンダルを履いており、持ち込まれたガットギターにはガムテープが張られていた状態でこのアルバムのセッションに参加していたと言う驚きのエピソードを明かしている。
稲村ジェーン、サザン桑田、サザンオールスターズファンなら一度は見ておいてほしい作品です。
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桑田佳祐とサザンのメンバーたち その2

こんにちは、今回は、サザン桑田の友人であり同士であり戦友ともいえる、サザンオールスターズのメンバーについて続いて紹介して行きたいと思います。
今日紹介するのは、サザンの関口和之です。ミュージシャンでベーしストですが、小説を書いたり、放送作家としても活動しています。
あだ名は以前飼っていた犬の「ムク」が本人に良く似ていたこと、及び”温泉あんまももひきバンド”時代の髪型が胸まである長髪でむく犬のようだったことから「ムクちゃん」。このあだ名は青学時代にはすでについていた。
サザンオールスターズとしての初期の楽曲では、作曲とともにボーカルを取っている曲がいくつか存在する。1980年「ひょうたんからこま」がその始まり。
サザンのライブではピック弾きと指弾きを使い分ける堅実なベース演奏で目立つことは少ないが、『死体置場でロマンスを』や『マリワナ伯爵』ではスラッピングを、『Computer Children』や『JUMP』などでベースソロを弾いており、『虫歯のブルース〜インディアン狂想曲』ではベースソロで締めている。関口曰く、青学時代に買ったフェンダーのベース(16万円で購入)が「物を手に入れてあれほどうれしかったことはない」。
画やイラストも得意とし、原由子の初ソロアルバム「はらゆうこが語るひととき」、爆風スランプのデビューアルバム「よい」のジャケットは関口が描いたものである。関口は「小学校のころから、僕はマンガ大好き少年であった。マンガ家になりたいと本気で思っていた」と語り、暇さえあれば絵を描いている。1984年には週刊少年サンデー増刊号に4コママンガの連載を持ったこともある。さくまあきらと知り合ったことで、鳥山明、いしかわじゅん、江口寿史、高橋留美子、高野文子らとの交流もできた。
ミュージシャンとして以外の顔を多く持つ、魅力的な人物であることが分かると思います。

桑田佳祐とサザンのメンバーたち その1

サザンオールスターズの魅力的なメンバーたちを紹介します。
まずはボーカル兼ギターのご存知桑田佳祐。
サザンオールスターズのリーダーであり、ボーカル・ギターと作詞・作曲を担当しています。
青山学院大学在学中よりバンド活動を行いバンド名の変更とメンバーチェンジを繰り返した後、サザンオールスターズとしてデビューしました。「サザンオールスターズ」というバンド名は、青学時代の同級生である宮治淳一(現:ワーナーミュージック・ジャパンストラテジック本部シニア・チーフプロデューサー)が名付けたものです。 1987年のソロ活動開始以降、サザンとソロ、それぞれの活動を数年毎のローテーションで行っています。
次に、キーボーディストでサザン桑田の奥さんとしても知られる、原由子。
高校在学中に友人とフォークデュオ「ジェロニモ」を組んでボーカル・ギター担当で活動を始めました。大学入学後もジェロニモは続けていたそづえす。ジェロニモの名前の由来は、「男らしくて力強い名前」であり、また「ジェロニモを結成してから、私の高校生活は明るいものになっていった」と述懐しています。
この二人、出会った当初の印象はそれほどということもなかったそうですが、いとしのエリーは原由子のために作られたとも言われているため、仲の良さがうかがえます。メディアでは三枚目のキャラクターを貫き通している桑田佳祐ですが、家では良い夫、いいお父さんぶりを発揮しているそうです。なんだか微笑ましいですね。
他のメンバーの事はまた次回以降書いていきたいと思います。

サザン桑田佳祐の、「フロム イエスタデイ」

フロムイエスタデイは、サザン桑田が桑田佳祐としての名義で出した初めてのアルバムである。
KUWATA BAND、桑田ソロ、SUPER CHIMPANZEEの活動を全てまとめた1987年 - 1992年のソロの集大成的な作品になっている。ダリル・ホール&ジョン・オーツとのデュエット曲「SHE'S A BIG TEASER」など第1期桑田ソロのシングルc/w曲が唯一収録されているアルバムでもある。当時KUWATA BANDのシングル作品は全てCD化されていなかったため、初収録となった。
なお、このアルバムはレコードの楽曲をCD化しただけのために企画版アルバムと位置付けをされており、正確にはベストとはカウントされていない。
ジャケットの象のイラストと裏側の鯨のイラストは、当時幼児だった桑田の実子が描いたものをそのまま採用している。また、歌詞カードに唯一載っている写真は、本作がリリースされる前年の6月に、桑田が小林武史・小倉博和・今野多久朗と共にゲリラライブを兼ねて北京に旅行に行った時に撮影された時のものであり、現地の女性2人と共に写っている。
バラード、ロック、コミカルとバラエティに富んだ作品群となっており、最初の個人アルバムということもあって人気が高い。サザンオールスターズの活動とはまた少し雰囲気が違う楽曲も多いため、聴く価値は十分あるだろう。
ミュージシャンは音楽を通して自分を表現するものが多い。サザン桑田もその一人だと思う。どのような人生を歩んできたかによって作る楽曲や印象は変わる。サザンだけでなく多くの桑田佳祐にかかわる曲を聴くことで、より理解を深めることができるだろう。

サザンオールスターズ ニューアルバム「葡萄」がロケットスタート!

今日はサザンオールスターズのニューアルバム「葡萄」に関する情報を紹介したいと思います。

すでに売上40万枚超え サザンオールスターズ、新作『葡萄』はなぜヒットした?
サザンオールスターズの10年ぶり、15枚目のオリジナルアルバム『葡萄』が好調な動きを続けている。初週売上げ30万枚で他を圧倒的に引き離してのロケットスタート。
この数字は今年発売されたアルバムの中で3番目に多い初週売り上げ枚数。その後も2位→2位→3位とすでに4週連続でベスト3をキープする。予測では、5月中には50万枚を超え、さらにツアーの進行にともなって売れ行きがさらに加速していくことは間違いないだろう。



■サザン流ポップスの集大成的なアルバム


なぜ、このアルバム『葡萄』にこんなに人気が集まっているのか。それは、サザンオールスターズというバンドの音楽の集大成といってもいい内容で、彼らのすべてが、ここに集まっているといっても過言ではなく、緻密かつバラエティに富んだ仕上がりだからなのだと断言しよう。


『葡萄』のブックレット用に行われたインタビューで、桑田佳祐は「前作『キラーストリート』はこの先のサザンはどうのようなスタンスをとって進めばいいのか、それを模索していた時期で、ポップスの総合商社みたいなスタイルを演出しようと、2枚組にして重箱の隅を突くだけ突いて、仕上げにネジをギュッと締め過ぎちゃって、マニアックな色合いを濃くしてしまった」と述懐しているが、まさにこの『葡萄』は、それとは対極にあるサザン流ポップスの集大成的なアルバムになっている。

葡萄の人気は今後も続きそうです。さすがサザン、といった感じでしょうか。